予告先発は末吉VS新垣有 沖縄尚学対決に 野球U18W杯壮行試合

2025/09/01 16:28 

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 9月2日に沖縄セルラースタジアム那覇で開催されるU18(18歳以下)高校日本代表と沖縄県高校選抜による壮行試合で1日、両チームの先発投手が発表された。高校代表は唯一の2年生で左腕の末吉良丞(りょうすけ)、沖縄県選抜は2年生右腕の新垣有絃(ゆいと)が登板する。今夏の甲子園大会で初優勝を果たした沖縄尚学の二枚看板による投げ合いとなる。

 両投手は今夏の甲子園大会で、沖縄尚学の優勝の原動力となった。背番号1の末吉は全6試合の34回を投げて防御率1・06、背番号10の新垣有は4試合の22回を投げて防御率0・82。いずれもイニング数を上回る三振を奪うなど140キロを超える直球とキレのある変化球が際立ち、快進撃を支えた。

 5日に沖縄県で開幕するU18ワールドカップ(W杯)に出場し、大会連覇を狙う高校代表の壮行試合として開催する。沖縄県選抜は沖縄尚学の比嘉公也監督が指揮を執り、同校から主将の真喜志拓斗(3年)ら6人、今春のセンバツ大会に初出場したエナジックスポーツから俊足巧打のイーマン琉海(3年)ら5人が選出されており、ハイレベルな一戦が期待される。

 各種内野席のチケットは完売し、急きょ追加販売した外野席のチケットも完売するなど、大きな注目を集めている。【長宗拓弥】

毎日新聞

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