サヨナラ負けのJFE西日本監督 投手起用で「迷いが…」 都市対抗

2025/09/04 15:34 

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 第96回都市対抗野球大会は第8日の4日、東京ドームで2回戦があり、福山市・倉敷市・JFE西日本は延長十三回タイブレークの末、大阪市・日本生命に5―6で逆転サヨナラ負けし、6年ぶりの準々決勝進出はならなかった。

 福山市・倉敷市・内田聡監督の主な談話は次の通り。

 ◇福山市・倉敷市・内田聡監督

 終盤勝負に持ち込もうという話をしており、ピンチを作りながらも粘って良い流れだったが、タイブレークは運みたいなところもある。うまくやれば勝てた試合。監督のミスだと思う。

 三つ勝とうと思って(4強入りを目指して)来ていたので、悔しい。

 <タイブレークで悔やむ場面は>

 難しいが、もう少し点は取れたかなと。投手の使い方も僕のミスだ。

 <延長十三回の起用について>

 最後、岩本(龍之介)と西野(知輝)、どっちにしようかと思って。

 あの迷いが、西野の最後の投球(サヨナラ適時打を許す)になってしまったのかなと、悔やまれる。僕の責任だ。

 <タイブレークについて>

 時の運みたいなとこもあり、地力の有無や強い、弱いはあまり関係ない。今日はその運を最後、持ってこられなかったイメージだ。

 ここ一番という時に、食らいついて内野ゴロを打つとか、そういう執念を……、今日も持っていたとは思うが、結果として出せるように練習しないといけない。

 <来月開幕の日本選手権に向けて>

 終盤勝負には持ち込めるが、もっと投手陣が楽に投げられるように攻撃ができれば。今回は4強に入れなかったので、秋(日本選手権)は優勝を目指す。予選がないので、もう一回しっかり鍛えていく。

毎日新聞

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