4連覇懸かる島田麻央が2日前にした決断 ジュニアGPファイナル
フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)ファイナルの公式練習が3日、会場のIGアリーナ(名古屋市)であり、史上初の大会4連覇が懸かる島田麻央選手(木下グループ)が調整した。
11月下旬に5連覇した全日本ジュニア選手権から、愛知競技会、今大会と3週連続での大会になる島田選手は、曲をかけた練習ではフリーを選択。今季、全日本ジュニアまでは冒頭に跳んでいた4回転トーループを2本目にし、最初はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳ぶという昨季までの構成に戻した。4回転トーループは転倒したが、その後の練習ではしっかり着氷した。
また、もともと内側につけていたエッジ(刃)の位置を左右ともに変更。「膝を曲げた時に内に入りやすい癖がある」といい、特に右側は大幅にずらしたという。
「(これまでは)全く変えなくて。靴を替えた時にエッジも見て、ということはするんですけど。こんなシーズン中にエッジを変えたことはなかったので。正直、変えるか本当に迷いました」
変更は2日前。浜田美栄コーチとも相談し決めた。
「やっぱり自分だと迷いがあって決断できなかったんですけど、先生から(位置を)変えた方が良いと言ってもらえたので決断することができました」
感触も悪くないようだ。
「最初はちょっと滑った時に、特にスケーティングの違和感がすごくあって。大丈夫かなって思ったんですけど、ジャンプを跳ぶと思ったより跳びやすくなっていたので、変えて良かったんじゃないかなと思ってます」
全日本ジュニアは史上初の5連覇を果たしたとはいえ、冒頭からの大技2つはいずれも転倒。その後の連続ジャンプにもミスが出るなど、得点を伸ばせず僅差での逃げ切りだった。
「全日本ジュニアで、たくさんのミスがあったので、それ以上悪いことはないと。何を変えてもって思ったので、変えることができたと思います」
今大会では前人未到の大会4連覇が懸かる。
「練習の量というよりは、気持ちの面での不安をなくして自信を持っていくことが一番重要。あとはしっかりコンディションを整えて、自信を持っていけるように考えられたら」
「ミラクルを起こす」と誓う今季。まずはシニアと戦う全日本選手権前に、デビュー以来無敗のジュニアでしっかりと結果を残して勢いをつける。【倉沢仁志】
-
プロ野球現役ドラフト、2巡目指名のルールを一部変更
日本野球機構(NPB)は3日、今年度の現役ドラフト(9日)から、2巡目の指名についてのルールを一部変更すると発表した。現役ドラフトは2022年に始まったが、昨…スポーツ 4時間前 毎日新聞
-
激しい五輪争い 坂本「ここで一歩前に」 GPファイナル公式練習
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位6人・組が出場するファイナルの公式練習が3日、会場のIGアリーナ(名古屋市)であり、日本勢が調整した。 3…スポーツ 9時間前 毎日新聞
-
元巨人2軍ヘッド安藤氏、社会人野球オールフロンティア監督就任へ
社会人野球のオールフロンティア(埼玉県)の新監督に、プロ野球・巨人2軍ヘッドコーチやHonda監督などを歴任した安藤強氏(61)が就任する。近日中に正式発表さ…スポーツ 22時間前 毎日新聞
-
社会人野球エイジェック新監督に山中繁氏 トヨタ自動車元監督
社会人野球のエイジェック(小山市・栃木市)の新監督にトヨタ自動車元監督の山中繁氏(62)が就任する。今季限りで退任した難波貴司・前監督(60)の後任となる。2…スポーツ 2025年12月2日 毎日新聞
-
プロ野球CS、アドバンテージ制度を見直しか 早ければ来季から
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)のアドバンテージ制度について、早ければ来季にも一部を見直す方向で議論が行われている。1日に行われたプロ12球団と日本野…スポーツ 2025年12月1日 毎日新聞













