野球殿堂入り候補者に岩隈久志氏、藤川球児氏ら 1月15日に発表

2025/12/04 15:00 

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 野球殿堂博物館は4日、2026年の野球殿堂入り候補者を発表し、近鉄、楽天や米大リーグ・マリナーズなどで活躍し、日米通算170勝を挙げた岩隈久志氏(44)、現阪神監督で、現役時代は最多セーブ2回、最優秀中継ぎ2回のタイトルを獲得した藤川球児氏(45)、日米通算167ホールドの五十嵐亮太氏(46)の3人がプレーヤー表彰に加わった。投票を経て、来年1月15日に発表される。

 プレーヤー表彰は、引退から5年以上の選手が対象。現役引退から21年以上経過した人などが対象のエキスパート表彰は、元西武監督で台湾でもプレーしした渡辺久信氏(60)、元広島監督で通算2020安打の野村謙二郎氏(59)、ヤクルトなどで打撃コーチを長く務め、村上宗隆らを指導した杉村繁氏(68)の3人が新たに候補となった。

 アマチュア野球関係者や日本球界の発展に顕著に貢献した人などが選ばれる特別表彰には、大昭和製紙監督として都市対抗で優勝し、早大監督としても東京六大学リーグで4連覇した野村徹氏(88)が候補に入った。【岸本悠】

毎日新聞

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