最後にお家芸でまさか… 「らしさ」貫いた東海大相模 高校ラグビー

2026/01/03 17:56 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ◇全国高校ラグビー大会準々決勝(3日・東大阪市花園ラグビー場)

 ◇○東福岡(福岡第1)21―17東海大相模(神奈川第2)●

 史上初の4強入りをかけた特別な一戦でも、やるべきことは同じだった。東海大相模はずっとこだわってきた自分たちの形で、最後に泣いた。

 東福岡に先制を許したが、この試合も今季の象徴である超重量級のFW陣が奮起した。

 前半終了間際、ラインアウトからのモールを起点に、相手のトライライン近くまで前進した。粘る東福岡の防御に負けず、最後はロックの笹部隆毅がトライ。後半5分にもモールで押し切って逆転した。

 だが、その後2本のトライを許してひっくり返された。4点を追う状況で後半30分が迫る。最後の好機を迎えた東海大相模は、相手陣でのラインアウトからやはりモールを組んだ。少しずつ前進を試みた場面で、まさかのプレーが起きた。

 密集の中でボールがこぼれ、反則と重なり相手にボールを渡してノーサイド。笹部は「みんなの『押したい』という気持ちが強すぎたかもしれない。自分たちの弱さが出た」と悔やんだ。

 過去最高成績を目指したが、道半ばで花園を去ることになった。三木雄介監督は「やはりもう1、2試合させたかった」と残念がりながらも、50大会ぶりの8強入りに貢献し、最後まで「らしさ」を貫いたFW陣を「意地を出してくれた。誇りです」とたたえた。【川村咲平】

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>