今季で引退のムセルスキー「子供に母国で…」 バレーSVリーグ

2026/01/04 18:16 

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 バレーボールSVリーグ男子・サントリーのドミトリー・ムセルスキー選手(37)が4日、2025~26年シーズン限りで現役を引退する意向を表明した。Asueアリーナ大阪(大阪市港区)で東京グレートベアーズに3―0で勝利した後の場内インタビューで明らかにした。

 ムセルスキー選手はウクライナ出身で、05年にロシア国籍を取得。主にオポジットとしてプレーし、12年ロンドン・オリンピックでロシア代表として金メダルを獲得した。

 サントリーには18年に加入した。SVリーグ発足1季目となった24~25年シーズンでチームを初代王者に導くなど、これまでに4度のリーグ制覇を経験。身長218センチの高さを生かし、サントリーの屋台骨として存在感を放ってきた。

 試合後の記者会見で、引退の理由について「子どもに自分の母国で暮らしてほしかった」と話し、家族の生活を考えてロシアに戻るための決断だったと明かした。1カ月ほど前に決め、チームに伝えたという。

 体力面では第一線でプレーできる手応えがあったが、「サントリーから感じた『ホーム』の雰囲気を、他のチームでは感じられないと思った」。ロシアで現役を続ける選択肢はなく、「今がピリオドを打つ正しいタイミング」と判断した。

 今後のキャリアは「プランは特になく、まずは家族の人生を考えたい」。チームメートやスタッフに「長くいさせてくれてありがとうと言いたい」と感謝した。チームによると、契約が終わる5月末までサントリーに所属するという。【深野麟之介】

毎日新聞

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