義ノ富士が2場所連続金星 理詰めの攻めで豊昇龍攻略 初場所3日目

2026/01/13 21:05 

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 ◇大相撲初場所3日目(13日、東京・両国国技館)

 ◇○義ノ富士 寄り切り 豊昇龍●

 まだ大いちょうも結えない義ノ富士が、2場所連続で金星だ。昨年11月の九州場所での大の里に続き、今場所は豊昇龍に快勝。「初めて勝てた。稽古(けいこ)場でも勝ったこともなかったので」と自然にほおが緩んだ。

 もろ手で突いて、前に出ると二本が入った。相手が苦し紛れの首投げに来るのは、織り込み済みだった。「(相手の懐に)入って、起こして、1回下に沈んでから」。投げに乗じながら体を寄せる理詰めの攻めに、横綱はなすすべなく土俵を割った。

 この日の幕内最終盤は熱戦続きだった。結びの2番前は、琴桜が物言いの末に若元春を退けた。結び前は取り直しとなり、大の里が宇良を辛くも降した。

 そんな勝負を控えの土俵だまりから見てきた義ノ富士は、「いい相撲が続いていたので、あっけなく負けたら嫌だと思い、思い切り行った」。言葉通りの攻めで、取組終了は午後6時を数分回った館内を存分に沸かせた。

 昨年9月の秋場所までは本名の「草野」で相撲を取っていた義ノ富士。日大では2023年に学生横綱になった逸材だ。

 今場所は大関陣に連敗発進で、4日目の大の里戦が今場所最後の横綱・大関戦となる。「(2日目までの負けを)取り返したい」。入幕4場所目の24歳の新鋭は腕をさすった。【飯山太郎】

毎日新聞

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