英明・松原の「打ち出の小づち」 走者一掃の殊勲打 夏の甲子園

2026/08/08 21:53 

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 ◇高校野球・夏の甲子園1回戦(8日)

 ◇○英明(香川)4―1関東一(東東京)●

 まるで打ち出の小づちのように安打が飛び出す。英明の3番・松原蒼真が、この日3本目の安打で均衡を破った。

 1―1で迎えた七回、四球と敵失、内野安打で作った1死満塁の好機に左打席に入った。

 2球目の甘く入ったスライダーをバットに乗せると、打球は前進守備の中堅手の頭上を越え、走者一掃の二塁打に。「自分が決めてやろうではなく、次につなぐことを意識した」と謙虚に振り返った。

 相手の関東一は、東東京大会の6試合でわずか計6失点と守りが堅い。5月末の練習試合で対戦した際は、左腕・石井翔に直球主体に攻められたが、この日は徹底してスライダーを投じてきた。

 三回はスライダーで三振に倒れただけに、スライダーを軸に待っていた。一回と五回に続き、面白いようにボールをバットに乗せて快打を連発した。

 英明は今春のセンバツでは、春夏の甲子園を通じて最高成績となるベスト8に勝ち進んだ。

 冨岡琥希(こうき)、松本倫史朗(りんしろう)の左右の好投手が快進撃をけん引してきたが、この夏は活発な打線が投手陣を助けている。投打がかみ合い、力強さを増している。【江連能弘】

毎日新聞

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