バックネット裏の観客にも礼 丁寧な有明選手、最後まで礼儀貫く

2026/08/18 23:03 

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 全国高校野球選手権大会は第13日の18日、春夏通じて甲子園初出場の有明(熊本)は、準々決勝で健大高崎(群馬)と対戦し、延長十回タイブレークの末に0―1で敗れた。

 試合後、有明の選手らは三塁側のアルプススタンドやベンチ前に整列すると深々と数秒、頭を下げた。

 球場を去る際には、選手らがバックネット裏などから声援を送ってくれた観客へ再び帽子を取って頭を下げた。

 球場に残っていた観客は、選手らの姿が見えなくなるまで、この日一番の拍手をして、初出場でベスト8まで躍進したチームを見送った。

 有明が深く礼をするのは、昨秋に新チームが始動してから実田聡志主将(3年)らが提案した。チーム内の一体感を高め、見た目も美しくあろうとする思いがあったという。

 山崎暁斗選手(2年)は「大会中にいつも大きな応援をしてくださったことへの感謝です。先輩方が残してくれた財産を忘れずに、また来年甲子園へ戻ってこられるように頑張りたいです」と涙ながらに話した。

 有明は四死球で出塁した際、一塁線上に沿わせる形でバットを丁寧に置いてから走り出すことも話題になっていた。【林大樹】

毎日新聞

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