JALとANA、羽田-岡山間の冬ダイヤ発表 出発時間ずらし調整

2026/08/18 21:04 

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 日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は18日、今年度の冬ダイヤ(10月下旬~2027年3月)の一部変更を発表した。国内航空網の維持や利便性向上に向けた取り組みとして、両社で重複していた羽田―岡山間の国内線ダイヤを調整し、出発時間をずらす。国土交通省は両社の変更申請を精査し、10月下旬までに認可する見通し。

 重複ダイヤの調整は、独占禁止法に違反する恐れがある。だが、国交省の有識者会議では、地方路線については維持が困難でも経済活動を考慮すると重要な場合、独禁法の対象外にすることができるという見解が示されていた。

 独禁法を所管する公正取引委員会も、その見解を容認した。5月に有識者会議が報告書を取りまとめて以降、初の調整事例となる。

 両社の羽田―岡山間は、往復で1日計20便ある。ただ、JAL便とANA便の出発時刻が最短で5分しか異ならない時間帯があった。こうした状況を受け、利用者の選択肢を広げるため、出発時間の間隔を1時間前後に広げるなど、両社で調整した。いずれも運賃に変更はない。

 両社は、今後も競合他社間での便数調整や運航事業者の集約などの検討を進めていくとしている。国交省の担当者は「国内航空ネットワークと利用者利便の維持が議論の趣旨だ。引き続き、この2点に資する取り組みが進むことを期待したい」と話した。【中島昭浩】

毎日新聞

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