心斎橋の旧関西アーバン銀行本社を解体へ 高級ブランド店誘致を計画

2025/01/31 17:58 

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 関西みらい銀行は31日、御堂筋沿いにある心斎橋ビル(旧関西アーバン銀行本社、大阪市中央区西心斎橋1)を解体し、低層の店舗を新築する方針を発表した。高級ブランド店の誘致を計画しており、2028年末の開業を予定する。

 1974年に完成した心斎橋ビルは地上16階、地下3階。御堂筋を挟んだ南東側に心斎橋パルコや大丸心斎橋店が立地する。19年に関西アーバン銀行と近畿大阪銀行が合併して関西みらい銀行が誕生して以降、本社機能は現在の本社(同市中央区備後町2)に集約されている。

 建物と土地は、同行などが出資する特定目的会社に31日、譲渡した。大丸松坂屋百貨店を運営するJ・フロントリテイリング系の不動産会社や大阪メトロなども出資する特定目的会社が再開発の詳細を検討する。建設コストや将来的に増築する可能性も考慮し、新築の建物は3階建て程度の規模とした。【妹尾直道】

毎日新聞

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