出版業界「猫の日」商戦 ネコ雑誌続々 「Nyaton」「NyAERA」
2月22日の「猫の日」に合わせた商戦が、出版業界でも熱い。科学雑誌「Newton」を発行するニュートンプレス(東京都)は今月、その名も「Nyaton」(ニャートン)と題した「3月号増刊」を刊行。猫の日に合わせた同誌初の試みで、猫の顔の表紙はもちろん、中身も「ネコの科学」特集と銘打ち、その進化の歴史、身体能力、健康に生きるための栄養学などを徹底解説した、猫づくしの一冊だ。
以前から増刊号を出してきた“先輩”は、朝日新聞出版(同)の週刊誌「AERA」。毎年、「NyAERA」(ニャエラ)を発行している。今月発売の新刊では、昨年初頭の能登半島地震で被災した猫の紹介や、猫が喜ぶごはんの選び方、著名人が語る猫との交流録など、硬軟織り交ぜた記事を掲載。「Nyaton(ニャートン)」と合わせ、猫好き読者の購買意欲をくすぐる。
雑誌だけでなく、猫に関する新刊の単行本も、書店の店頭に並ぶ。岩波書店(同)は同社の公式サイトで夏目漱石の「吾輩は猫である」など、猫にちなんだ本を紹介。本が購入可能な通販サイト「Amazon.co.jp」「楽天ブックス」なども、猫の日特集を展開している。
世の中の事象の「経済効果」の研究で知られる宮本勝浩・関西大名誉教授の試算によれば、2025年のネコノミクス(猫の経済効果)は、約2兆9086億円で「可愛いネコが日本経済に大きな貢献をしている」という。出版界も猫効果にニャンとかあやかりたい!?【浜田和子】
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