「ニンテンドースイッチ2」、発売7週間で全世界600万台販売

2025/08/01 19:43 

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 任天堂は1日、新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」について、6月5日の発売から7週間で、全世界で600万台以上を販売したと発表した。1日発表した2025年4~6月期連結決算で、売上高は前年同期比約2・3倍の5723億円となり、4~6月期として過去最高を記録した。最終(当期)利益は前年同期比18・6%増の960億円だった。

 6月末までのスイッチ2本体の販売台数は582万台(うち日本国内は127万台)。17年3月3日発売の初代スイッチは、同年3月末までに274万台を販売しており、単純比較はできないが、発売初月でみると、スイッチ2の販売ペースは初代スイッチの2倍以上となっている。6月末までのスイッチ2のゲームソフト販売本数は867万本だった。

 スイッチ2国内専用版の希望小売価格は税込み4万9980円。初代スイッチと比べて1万円以上高い価格となっており、売上高を引き上げる要因となった。

 スイッチ2を巡っては発売直後から品薄状態が続いている。この日の決算発表では、初年度にあたる26年3月までに全世界で1500万台を販売する計画に変更はなかった。【妹尾直道】

毎日新聞

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