佐賀大へ「創業110年の恩返し」 地元企業が3000万円寄付

2025/08/04 13:50 

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 佐賀市の水関連機器製造業「ミゾタ」が4日、佐賀大に学術研究推進として3000万円を寄付した。同社の井田建社長(52)が大学で児玉浩明学長に目録を贈呈した。

 井田社長は「佐賀の地で創業110年となり、恩返しと一層の研究力向上のため志を寄せさせていただいた」と話した。2026年度も別に3000万円を寄付する予定。児玉学長は「教育研究環境の整備に活用したい」とお礼を述べた。

 ミゾタは大学とネーミングライツ(命名権)の契約を結び、食堂などが入るかささぎホールが4月から「Mizota kitchen」の名称で運営されている。【西貴晴】

毎日新聞

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