円が一時急騰、日米当局が連携対応か NY連銀がレートチェック実施

2026/01/24 10:46 

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 23日の米ニューヨーク外国為替市場で、円相場は一時1ドル=155円台後半まで円高・ドル安が進んだ。朝方は158円台前半で推移していたが、2円以上急騰。米財務省の指示で、ニューヨーク連銀が、為替介入の準備のため金融機関に為替相場水準を聞く「レートチェック」を実施した。

 ベッセント米財務長官は今月12日、ワシントンで片山さつき財務相と会談した際、「過度な為替変動は望ましくない」と伝えていた。米国市場に先立つ23日の東京外国為替市場でも、一時2円近く円高・ドル安が進行する場面があった。日米当局が連携して対応に乗り出した可能性がある。

 円相場では、日本時間23日夕方に、日銀の植田和男総裁の記者会見での発言が「追加利上げ時期は遠い」と受け止められ、一時159円台前半まで円安が進行したが、直後に一気に157円台前半まで戻す場面があった。米国市場でのレートチェックは日本時間24日未明に行われた。

 日本市場での2円近い円高についても、市場関係者から「日銀がレートチェックをした」との観測が出ていた。片山財務相は23日夕方、記者団に対し、「答えられない。常に緊張感を持って見守っている」と述べていた。【ワシントン浅川大樹】

毎日新聞

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