欧州中銀、5会合連続金利据え置き 当面維持の見方広がる
欧州中央銀行(ECB)は5日の定例理事会で5会合連続となる主要政策金利の据え置きを決めた。会合後に記者会見したラガルド総裁は物価、経済いずれもおおむね見込み通り堅調に推移していると強調した。金融市場では、ECBが今後も金利を当面維持するとの見方が広がっている。
「我々は良い状況にあり、物価も好調だ」。ドイツのフランクフルトで5日、定例理事会後の記者会見に臨んだラガルド氏はこう指摘した。
欧州連合(EU)統計局によると、ユーロ圏の1月の物価上昇率は前年同月比1・7%と、ECBの中期目標である2%を下回った。為替相場では一時、ユーロ高・ドル安が進行。トランプ米大統領がデンマーク領グリーンランドの領有を主張し、一時は欧州8カ国に追加関税をちらつかせたことで、外交関係の悪化を懸念した投資家が米国から資金を引き揚げた。
市場では元々、今回の金利据え置きは確実視されていた。一方、次回会合以降の政策判断を占う要素として、足元の物価と為替動向へのECBの評価に注目が集まっていた。
ユーロ高は輸入コストを下げ、物価の下落要因になる。過度なインフレ(物価上昇)は個人消費の低迷などを招くが、物価が下がっても売り上げや雇用の減少を通じて経済を停滞させる。市場は、ECBが近く、先手を打って利下げする可能性がないかを探っていた。
しかし、ラガルド氏は為替について会合で議論したことは認めたが、現行の交換レートは「我々の基準に収まっている」と明言した。景気についても、ユーロ圏の2025年10~12月期の実質域内総生産(GDP)は前期比0・3%増と緩やかに成長し続けている。
市場関係者の間では、「年内は現行の金利水準を維持し続けるのではないか」との声も出ている。【ブリュッセル岡大介】
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