CBCテレビ『ハートフルワールド』の新作が、4週連続で放送中。きょう29日放送回（深0：28～0：58　※CBCローカルエリア）は、新作のラスト回、第14話「神奈川・川崎編」を届ける。

【動画】川崎区のディープエリアにカメラ潜入　「俺たちはラッパーになります」

　普段なかなか知ることのできない世界には、どんな人たちが暮らしていて、どんな人生を送ってきたのか。ディープな街をディレクターが1人で訪れて“ハートフル”を探す不定期放送ドキュメンタリー。MCは、ヒコロヒー。

　今回の舞台は、ヒップホップの街として知られる川崎市南部の川崎区。そこでみつけたのは、“壮絶な過去”を歌う若者たちの生き様だった。

　川崎区は、労働者が全国から集まり発展した。「この通りは“顔出しちゃいけない人”がほとんど…」と話す住人たちに接しながら、ディレクターは繁華街・仲見世通りで取材を試みる。

　ディレクターは2人組ラップユニット「DOUBLE UP」（ともに22歳）に出会う。“元不良”の2人だが、音楽をきっかけに更生したという。「バイクを降りるか、裏の社会の人たちになるのか選べ」。16歳の時に先輩にそう言われ、ラッパーになる道を選んだ。川崎の若者たちは、なぜラップにひかれるのか…。“壮絶な過去”を歌う若者たちの生き様を追う。

　予告動画では、腕にびっしりタトゥーを入れたラッパーたちが描かれている。

　放送後配信は、TVerで3月30日正午～4月13日正午。過去作（8話）はNetflixなどで配信中。

■ヒコロヒー収録後コメント
（仲見世通りで）捕まる時なんて流れ、とぶっきらぼうに言ってた若い兄ちゃんが、いつか、捕まりたくないと思えた時、見たいなと思いました。

■『ハートフルワールド』過去回一覧
第1話　大阪・西成編
第2話　名古屋・女子大小路編
第3話　岐阜・金津園編
第4話　岐阜・根尾越波編
第5話　愛知・保見団地編
第6話　多摩川・河川敷編
第7話　名古屋・錦三丁目編
第8話　横浜・寿町編
第9話　三重・渡鹿野島編
第10話　東京・秋葉原編
第11話　名古屋拘置所編
第12話　名古屋・中村遊郭跡編
第13話　京都・東九条編

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