市原隼人、6年続いた『おいしい給食』シリーズ最新作、完成披露で感謝の言葉 全力「うまそげ!…

2025/10/03 20:15 

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完成披露で感謝の言葉を述べた市原隼人 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の市原隼人が3日、東京・新宿ピカデリーで行われた主演映画『おいしい給食 炎の修学旅行』(10月24日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇し、舞台上で生本読みを披露した。全力の「うまそげ!」も飛び出すなど、満席の観客から「最高!」の歓声が上がった。

【写真】台本片手に…全力で演じる市原隼人

 『おいしい給食』シリーズは、2019年のドラマ放送開始以来、これまでにドラマ3シリーズと劇場版3作品が公開されており、本作は4作目となる劇場版。給食マニアの教師・甘利田幸男と給食マニアの生徒が、「どちらが給食をおいしく食べるか」を競い合う学園グルメコメディ。今回は1990年初夏、函館の中学校に勤める甘利田とアレンジ給食の天才・粒来ケン(田澤泰粋)たちが、青森・岩手へ2泊3日の修学旅行に出かけ、ご当地グルメでアレンジ勝負を繰り広げる。

 この日、完成披露上映は2回実施され、いずれもチケットは完売。幅広い年代の観客が、うちわなどの応援グッズを手に訪れるなど、人気の高さがうかがえた。

 会場の熱気に包まれた中、市原は「本当にこの日を楽しみに、楽しみに、本当に楽しみにしてたんです。2019年、約6年前に小さなところから始まった作品が、ここまで続けてこられたのは、何よりも作品を愛してくださるお客様のおかげです。本当にありがとうございます」と感謝の思いを語った。

 また、今回初めて中学校を飛び出しての修学旅行編については、「青森・岩手に行かせていただき、わんこそばを食べるなんて!夢のようでした。給食のために学校に通っている先生が、給食以外のものに振り回されて、楽しくてたまりませんでした。本当に幸せ者です」と笑顔で話した。

 さらに、本作の宣伝のため、東京を皮切りに“炎の全国行脚”が決定。すでに80回の舞台あいさつが予定されている。「気持ちです。前作は59回でしたが、今回も呼んでいただける限り、全国どこでも伺いたいと思っています」と意気込を見せた市原。「ビジネスと夢が入り混じる世界の中で、私たちは生きています。そして、作品をつくるにはビジネスの側面も避けては通れません。ただ、それでも私はたとえ泥水に手を突っ込んでも、どうしても夢をつかみ取りたい、という思いを常に持って取り組んでいます。そうしてつかみ取ったのが、この『おいしい給食』という作品なんです。まさに夢そのものなんです」と思い入れたっぷり。

 「甘利田先生というキャラクターは、いろいろなものに振り回されます。ときに滑稽に見えたり、笑われたりもします。でも、常に中立な姿勢を貫き、子どもたちに対しても素直に負けを認めることができる。そんな彼の姿を通して、僭越ながら皆さんに少しでも活力を届けられたらと願っています」と本作の魅力をアピールした。

 この日の舞台あいさつには、市原のほか、共演の武田玲奈、田澤、栄信、いとうまい子、六平直政、小堺一機、そして綾部真弥監督が登壇した。
ORICON NEWS

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