トヨタ東日本が初戦突破、大谷監督「次もしぶとく」 日本選手権東北

2025/10/03 18:19 

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 第50回社会人野球日本選手権の東北地区予選は3日、仙台市の仙台市民球場などで1回戦が行われた。

 米大リーグ・ドジャースでプレーする大谷翔平選手の兄龍太監督が率いるトヨタ自動車東日本は、今夏の都市対抗に東北第1代表で出場したJR東日本東北に4―1で勝利し、4日の準決勝に進んだ。

 大谷監督の試合後の談話は次の通り。【高橋広之】

 ◇トヨタ自動車東日本・大谷龍太監督

 <九回の守備では満塁のピンチを2度迎えたが、無失点で切り抜けた>

 今年は、リリーフで頑張っているのは斎藤智哉だったので、点数もありましたし、(マウンドでは)同点までは全然OKというところではありました。

 <無死満塁では三塁手の斎藤大智選手がダブルプレーで失点を防いだ>

 あそこは捕球もそうですが、捕った後の判断も良かった。事前の準備ができているということなので、ナイスプレーでした。

 <今夏の都市対抗野球大会東北第1代表のチームから1勝したことでチームとしても自信になる>

 そうですね。(相手先発の)早坂一希投手はボールに力があるのは分かっていましたが、打者は思ったよりも差し込まれていました。ただ、打てないまでも追い込まれてからファウルで粘ることで、球数が五回までにかさんだことで後半勝負ができたので良かったです。

 <得点は敵失も絡んだが、得点に絡まなくても相手が攻撃されているように感じるような圧をかけられたか>

 そうですね。(試合中に)チャンスは必ず来ます。毎回そういうところで点が取れるわけではないのですが、ワンチャンスをものにできるかどうかで代表権を取れるかどうかが変わってきます。次戦もしぶとくいきたいと思います。

毎日新聞

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