韓国・釜山で離陸準備中の旅客機火災 176人脱出、死者なしと報道

2025/01/28 23:30 

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 28日午後10時25分ごろ、韓国南東部・釜山(プサン)市の金海(キメ)国際空港で、離陸準備中の香港行き「エアプサン」の旅客機から出火したと消防に通報があった。聯合ニュースによると、乗員・乗客計176人は全員脱出したが、このうち2人が軽傷を負った。いずれも命に別条はないという。

 エアプサンは韓国の格安航空会社(LCC)。聯合ニュースは、駐機場で旅客機から炎が上がる様子を伝えた。乗客169人と乗員7人は、緊急脱出用のシューターを滑り降りて退避したという。

 火災は尾翼付近で起き、その後、機体の前方まで広がった。消防が消火活動に当たり、発生から約1時間後に鎮火した。

 韓国では昨年12月29日、南西部の務安(ムアン)国際空港で済州(チェジュ)航空の旅客機(乗員・乗客181人)が滑走路外の外壁に激突し、炎上する事故が発生。179人が死亡した。【ソウル福岡静哉】

毎日新聞

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