学校で礼拝中に銃乱射、8歳と10歳児童が死亡 米ミネソタ州

2025/08/28 03:03 

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 米中西部ミネソタ州ミネアポリスのカトリック系の学校で27日、銃乱射事件があり、8歳と10歳の児童2人が死亡し、17人が負傷した。容疑者は自殺した。地元警察が発表した。

 警察によると、容疑者はライフル銃と散弾銃、拳銃で武装し、敷地内にある教会で礼拝中だった児童たちに向けて、窓の外から「数十発」発砲した。当時は数十人の児童がミサに参加していた。容疑者は20代前半の男性で、単独犯とみられるという。

 米連邦捜査局(FBI)はカトリックに対する憎悪犯罪(ヘイトクライム)とテロ行為にあたるとみて捜査している。

 米メディアによると、現場の学校は幼稚園から日本の中学生にあたる児童・生徒が在籍している。夏休みが明け、今週から学校が再開したばかりだった。

 11人が搬送された医療機関の担当者は記者会見で、入院した負傷者のうち7人が重体だと明らかにした。

 米NBCニュースによると、米国の学校での銃乱射事件は、今年5件目だという。【ニューヨーク八田浩輔】

毎日新聞

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