韓国で８日、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編　第一章　猗窩座再来」の累計観客数が公開から１８日で４００万人を突破した。東亜日報が伝えた。約３９３万人を動員した新海誠監督の「君の名は。」（韓国で２０１７年公開）を抜いて日本アニメ映画歴代３位に位置しており、歴代トップになる可能性が指摘されている。

　報道によると、鬼滅の刃の新作は８月２２日に公開され、１８日連続で観客数首位を維持。９月８日午後４時１５分に累計４００万８０人を記録した。公開日から２日目に１００万人、１０日目に３００万人突破と破竹の快進撃を続けている。

　韓国経済新聞は映画評価サービスで「迫力あふれるアクションと感動的な叙事に対する満足度の高い好評レビューが続いており、口コミの熱風の中で長期興行になる見通しだ」と評価した。

　韓国での日本アニメの観客動員数１位は「すずめの戸締まり」（２３年）約５５８万人、２位は「ＴＨＥ　ＦＩＲＳＴ　ＳＬＡＭ　ＤＵＮＫ」（２３年）約４９０万人。すずめの戸締まりは公開から約１カ月で４００万人を突破した。前作の「劇場版『鬼滅の刃』　無限列車編」（２１年）は約２２２万人を動員した。【ソウル日下部元美】