<1分で解説>グリーンランドへNATO部隊派遣を検討 狙いは?

2026/01/13 15:17 

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 デンマーク自治領グリーンランドについて、英国とドイツが中心となり、北大西洋条約機構(NATO)部隊の派遣を検討していることが分かりました。トランプ米大統領が中国やロシアの影響力拡大を理由にグリーンランドの領有に意欲を示していることを受けての対応です。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「グリーンランドとNATO部隊派遣」を解説します。

Q グリーンランドってどんな国なの?

A 米国とロシアの中間の北極圏に位置し、米国にとって対露ミサイル防衛上の重要地域です。地理的には、北極圏での中国の影響力拡大に対抗する拠点にもなり得ます。また、レアアースの大規模な鉱床もあり、経済的にも重要な場所です。

Q トランプ氏はここを領有したいの?

A トランプ氏は、ロシアと中国の艦船が北極圏で行動を活発化させていると主張しています。安全保障上の脅威を理由に、グリーンランドの領有に意欲を示しています。

Q なぜNATOの部隊を派遣するの?

A 英紙テレグラフによると、英独仏の3国を中心に派遣計画を検討しています。米ブルームバーグ通信によると、ドイツはNATO加盟国による北極圏での共同任務を提案しています。欧州が北極圏防衛に強力に関与するという意志を米国に示すとともに、米国が領有しようとしている真の意図を探る狙いもあるとみられます。

毎日新聞

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