印・イスラエル首脳会談 防衛分野で協力強化、労働者受け入れで合意

2026/02/27 08:54 

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 インドのモディ首相は26日、訪問先のイスラエルでネタニヤフ首相と会談し、防衛分野などでの協力強化を進めることで合意した。ネタニヤフ氏は今後5年間で、製造業を中心に最大5万人のインド人労働者を受け入れる方針を示した。

 インドは、隣国の中国やパキスタンをけん制するため、武器の高度化や調達先の多角化を進めている。高い軍事技術を持つイスラエルとの協力強化は、その戦略の一環とみられる。一方、イスラエルにとってもインドは最大の武器輸出先であり、双方の利益が一致した形だ。

 また、イスラエルは2023年のパレスチナ自治区ガザ地区の戦闘開始後、パレスチナ人労働者の受け入れを停止している。人手不足を解消するため、インド人労働者を迎える考えだ。

 ただ言語の壁や受け入れ企業の体制を整える必要もあり、計画通りに進むかは見通せない。

 モディ氏は共同記者会見で「いかなるテロも容認できない」と表明。イスラム組織ハマスの越境攻撃を受けたイスラエルに連帯を示した。【エルサレム松岡大地】

毎日新聞

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