トランプ氏肝煎りで改修の人工池を破損した疑い 元五輪選手起訴

2026/07/03 12:36 

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 米連邦大陪審は2日、首都ワシントン中心部の人工池を意図的に壊したとして、カヌーの元米代表五輪選手を器物損壊罪で起訴した。人工池は建国250年に合わせたトランプ米大統領の肝煎り事業として改修されたが、改修工事後も大量の藻が発生。底面の塗装がはがれるなどし、複数の破壊行為が工事を台無しにしたと主張している。

 米メディアによると、起訴されたのはデービッド・ハーン被告(67)。6月19日に底面の塗装をはがしたとしている。サイクリング中に立ち寄って、はがれかけた塗装に触れたことは認めているが、破壊行為への関与は否定している。

 ◇改修後に藻増殖で緑色に

 人工池はリンカーン記念堂とワシントン記念塔の間にある観光名所で、以前から水は濁っていた。トランプ氏は4月、底面を星条旗の青色に塗装したり、水を入れ替えたりすると表明。改修は6月上旬に完了したが、すぐに藻が大量に増殖して緑色に染まった。米NBCニュースによると、当初、費用は最大200万ドル(約3億2000万円)と見積もられていたが、工期の延長などで1400万ドル以上に膨れ上がり、世論の批判を招いている。

 ハーン被告の弁護人は2日、「政権による失政の責めを転換する試みだ」とする声明を出した。ロイター通信によると、これまでにハーン被告を含む6人が人工池の損壊に絡む容疑で拘束されている。【ワシントン金寿英】

毎日新聞

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