中国で白菜価格が5分の1に 「ホルムアルデヒド漬け」発覚が影響

2026/09/08 18:07 

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 発がん性物質のホルムアルデヒド入り溶液に浸された白菜が出荷された中国東部・河北省張家口市康保(こうほ)県で、白菜の買い取り価格が問題発覚前の5分の1にまで暴落し、農家が苦境に陥っている。県外の買い手が大幅に減ったことが原因という。中国メディアが8日報じた。

 康保県での白菜の収穫シーズンは7月から10月まで。報道によると、中国の土地面積の単位1畝(約667平方メートル)あたりの買い取り価格は5000元(約11万6000円)程度だったが、現在は1000元にまで落ち込んでいるという。

 白菜1畝の栽培コストは2000元とされ、農家にとっては「赤字」の状態。地元政府が県外の業者に買い取りを働きかけたり、県内のスーパーが積極的に取り扱ったりしている。地元政府によると、余った白菜は、冷蔵倉庫で保管する方針という。

 問題の白菜は8月、インターネット上に投稿された告発動画で発覚。鮮度保持のため、作業員が収穫された白菜を溶液に浸し、トラックに積み込んでいた。県は「動画は事実」「違法行為」などと発表。地元当局が関与した3人を拘束したとも報じられた。【北京・畠山哲郎】

毎日新聞

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