トランプ氏「米中共通の利益に焦点」 第2次大戦時の協力に言及

2026/09/25 01:13 

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 トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は米東部時間24日午前、米首都ワシントンのホワイトハウスで会談した。両首脳は会談に先駆けて演説した。

 トランプ氏は「我々は共通の利益に焦点を当てる」と言及。第2次世界大戦当時の米中の協力関係に触れた上で、「あの戦争に勝つために共に取り組んだように、習主席と私は両国にとってより良い未来を築くため、今後も共に取り組んでいく」と話した。

 日中戦争で国民党軍を支援した米航空義勇部隊「フライングタイガース」にも触れ、「彼らは素晴らしかった」と語った。

 会談では安全保障や人工知能(AI)などに関する喫緊の課題についても協議すると説明。「今後何十年にもわたって平和と繁栄を促進することにつながる」と述べ、意義を強調した。

 また、「均衡の取れた貿易関係の促進に取り組んできた」とし、「米国の農家や牧場主に対する新たな市場アクセスの実現も含まれる」と語った。

 ◇習氏「大船、安定的に遠くまで」

 習氏は「世界の変化に直面する中、中米二大国は人類の発展と進歩を促進する重い歴史的責任を負っている」と主張。中米間で合意した「建設的戦略安定関係」の重要性を強調し、「トランプ氏とともに、中米関係という大船を安定的に遠くまで率いたい」と訴えた。「我々は意思疎通を強化する必要がある」とも述べた。

 また「中米はAI大国であり、AIを発展させ管理する能力と責任がある」と強調。軍同士の定期対話の維持や危機予防メカニズムの整備を訴え、「(覇権国の新興国に対する警戒心によって戦争の危険性が高まる)『トゥキュディデスのわな』は乗り越えられる」と訴えた。

 一方、「第二次大戦中、中米はファシストの侵略に対し肩を並べて反撃した」とも言及した。日本を念頭にした発言の可能性がある。【ワシンントン松井聡、浅川大樹、北京・畠山哲郎】

毎日新聞

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