自民、鈴木大地氏の擁立調整 初代スポーツ庁長官 参院選東京選挙区

2025/05/15 20:44 

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 自民党は夏の参院選東京選挙区(改選数6、欠員補充1)に、1988年ソウル・オリンピック競泳男子100メートル背泳ぎで金メダルを獲得した鈴木大地氏を擁立する調整に入った。党関係者が15日明らかにした。

 自民は東京選挙区で武見敬三参院議員会長が6選を目指す一方、2人目の擁立が難航していた。同選挙区で自民は近年、2人を擁立しているものの、党勢が低迷する中、「共倒れ」のリスクを懸念する声があり調整が続いていた。

 初代スポーツ庁長官も務めた鈴木氏の知名度は高く、組織票を固める武見氏と支持層のすみ分けができると判断したとみられる。

 鈴木氏は千葉県出身。日本水泳連盟会長、世界水連理事も務める。【鈴木悟】

毎日新聞

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