国民・玉木代表「深く反省、後悔」と謝罪 備蓄米「餌」発言で

2025/05/31 10:11 

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 国民民主党の玉木雄一郎代表は30日夜、自身の交流サイト(SNS)で、政府備蓄米を巡る自身の発言について「お米を待ち望んでいた皆様にとって大変不快なものであったと、深く反省しています」と謝罪した。

 玉木氏は28日の衆院農林水産委員会の審議で、政府備蓄米について「あと1年たったら動物の餌になるようなもの」などと発言。これに対し「これから国民が口にする重要な主食だ。この局面で使う言葉ではない」(立憲民主党の泉健太前代表)などと批判の声が上がっていた。

 玉木氏は発言後も「私が言いたかったのは、備蓄米を放出するだけでコメの平均価格3000円台は実現できないのではないかということだ」などと釈明していたが、批判が収まらず謝罪に転じた。

 玉木氏は謝罪文を投稿したSNSで「物価高で国民の皆さんの生活がどんなに大変か、理解していると思っていたのに、そんな思いを傷つけるような言葉を不用意に使ったことを後悔しています」とも記した。【遠藤修平】

毎日新聞

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