石破首相の続投方針、地元・鳥取県知事が理解示す 「見守りたい」
参院選の結果を受け、自民党内で退陣圧力が強まっている石破茂首相(党総裁)について、石破氏の地元・鳥取県の平井伸治知事は31日の定例会見で「今、いろいろと周囲と協議をし、熟慮されているさなかだと思う。石破首相のご決断が全て。本人の口からご自身のことが語られるまでは、地元として応援するのが筋道で、私どもとしては静かに見守って参りたい」と述べ、続投方針に理解を示した。
平井知事は退陣論が広がっていることについて、「石破首相が退陣することだけで何かが変わることはなく、それが本質ではない」と指摘。与野党両方に対して、「中長期的にこの国をどうするか、国民の幸せと経済の発展、防衛、外交など、大きな話が全部ふっ飛んでいる。大きな視座に立ち、将来の長期ビジョンを描くことを国民が期待している」と求めた。
平井知事は7月23、24の両日、青森市であった今年度の全国知事会議に出席。会議で採択された「国民は、国政がその場しのぎの対症療法的な議論にとどまらず、将来に向けての長期ビジョンに基づいた政策論議を望んでいる」とした「青森宣言」に触れ、「今の国政の混乱は看過しがたい。少数与党という言葉も世界のスタンダードから見ると疑問。民意を体現するために、政界再編があっておかしくない」と述べた。
◇島根県知事「続けていただきたい」
一方、島根県の丸山達也知事は30日の定例記者会見で、石破氏について、人口減少問題や地方創生を踏まえ「島根県の最大の課題に積極的で、自民党の中でも一番地方に目を向けて政策を展開していただける方だ。できることなら続けていただきたい」と述べた。
ただ、参院選は与党の「大敗」とし「ここで踏みとどまって自分がやらなければいけない理由を、具体的におっしゃらないといけないのでは」と注文した。【山田泰正、上野宏人】
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