3回目の都構想住民投票 維新・吉村氏「必要だと思う」

2025/09/24 13:21 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 地域政党・大阪維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は24日、大阪市を廃止し、特別区を設置する「大阪都構想」の3回目の住民投票について「決意表明ではないが、僕は必要だと思っている」と述べた。府庁で報道陣に語った。

 大阪都構想は2015年と20年の2回、住民投票で否決された。2回目の否決を受けて、吉村氏は「政治家として、都構想には再挑戦しない」と述べた。一方で、24年12月に党内のプロジェクトチームを設置し、都構想の新たな制度設計を進めている。

 これらの経緯を踏まえて、吉村氏は「3度目の挑戦をするのであれば民主的なプロセスが必要だ。僕自身のけじめだ」と説明した。民意を問う具体的な手続きについては「まだ決まったものはない」と言及しなかった。【面川美栄】

毎日新聞

政治

政治一覧>