林官房長官 “親中派”との指摘に「米国に費やした時間の方が長い」

2025/09/24 17:09 

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 自民党総裁選に立候補している林芳正官房長官は24日、日本記者クラブ主催の討論会で、自身が「親中派」とされることに関連して外交姿勢を問われ、「米国に費やした時間の方が人生において、留学も含めて圧倒的に長い。日米関係を踏まえて日中(関係)を構築していかなければならない」と強調した。

 林氏は超党派の日中友好議員連盟会長を歴任するなど日中関係に造詣が深く、「知中派」を自認している。一方、東シナ海問題などを巡る厳しい安全保障環境を背景に、自民内では林氏を「親中派だ」として批判的に見る向きもある。

 討論会で林氏は「お互い引っ越せない関係は日中も日米も同じだ。好き嫌いは別として付き合っていくのは、良い悪いも含めて避けられない問題だ」と語った。【竹内望】

毎日新聞

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