皇族数確保問題 実務者に自民・小林政調会長 麻生氏から要請

2025/12/18 17:13 

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 自民党の小林鷹之政調会長は18日の記者会見で、安定的な皇位継承に向けた皇族数確保策を巡る与野党協議の実務者となったと明らかにした。自民で皇室問題を巡る組織のトップを務める麻生太郎副総裁から要請されたという。

 皇室典範では、女性皇族は結婚により皇族を離れると定めるが、結婚後も皇族の身分を保持する改正を目指す方向で与野党はおおむね認識を共有している。

 ただ、女性皇族の夫と子を巡り、自民は皇族としないとする一方、立憲民主党は皇族とする案も検討するよう求めている。小林氏は臨時国会中も立憲側と意見交換をしたが、「折り合えるところと、そうではないところがある」と述べた。【鈴木悟】

毎日新聞

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