高市早苗首相は２２日、東京都中央区の日本橋三越本店で開催中の「２０２５年報道写真展」（東京写真記者協会主催）を訪れた。

　シリアのアサド政権下で「政治犯」と見なされた人々が送られた収容所や、プロ野球・阪神タイガースがセ・リーグ優勝を果たした際の胴上げの様子を収めた写真などを見て回った。高市氏は熱狂的な阪神タイガースファンでも知られ、タイガースの写真の前で「よし！」とガッツポーズをした。

　鑑賞後は、１０月に自民党の新総裁に選出され党本部の総裁室で取材に応じた際に撮影した写真パネルに、自身のサインを書き込んだ。首相は「小じわとかそのまま。ちょっと（写真が）大きいです」と苦笑する場面もあった。【原諒馬】