高市首相、NHK討論番組を急きょ欠席 「遊説中に腕痛め治療」

2026/02/01 10:15 

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 高市早苗首相(自民党総裁)は出演予定だった1日朝のNHK番組「日曜討論」を急きょ欠席した。番組では、「自民党によると、昨日の遊説中に腕を痛めて治療にあたっている」との説明があった。

 番組は各党党首らが生中継で参加して、党首討論を行う予定だったが、冒頭に番組司会者が「高市首相は、今日ご出演いただけないことになり、今朝こちらにご連絡あった」と説明した。自民党は首相の代わりに、田村憲久政調会長代行が出演した。

 田村氏は首相の状況について「元々、選挙戦に入ったころから、若干痛めておられたらしいが、選挙戦で握手されたりご本人も目いっぱい、動いている。痛められたということで、治療等あり、今日は出席ができない」と説明。その上で「おわび申し上げたい」と陳謝した。

 れいわ新選組の大石晃子共同代表は、首相が2019年に大阪市内で開いた政治資金パーティーを巡り、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体「世界平和連合」の地方組織が計4万円分のパーティー券を購入していたなどと週刊文春が報じたことについて、首相に対して直接、「本日、この日曜討論でお聞きしたかった」とした上で、自民の田村氏に事実関係を質問。田村氏は「明確にそのようなことはないというふうに申しておりますので、ないと思います」と回答。「あまり公共の放送の中でそういうことを言われると選挙期間中ですから、お気を付けいただいた方がいいと思う」とも語った。

 共産党の田村智子委員長は番組出演前に、自身のX(ツイッター)で、「なんと高市首相がドタキャンと生放送開始30分前に告げられた。NHKも大騒ぎになっている」と投稿。「選挙期間中、たった1回の党首討論。理由はわからないが、討論しないで『私を信任するかどうかの選挙』というのか?」と疑問を呈した。【飼手勇介】

毎日新聞

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