ウクライナ全土で停電 寒波で高圧線が故障か キーウなどで深刻被害

2026/02/01 09:43 

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 ウクライナのシュミハリ・エネルギー相は31日、ウクライナ中部と西部をつなぐ高圧線で同日午前に技術的な故障が発生し、ウクライナ全土で停電が起きたと発表した。寒さの影響とみられ、国内の7州で連鎖的に電力が遮断されたとしている。ロイター通信が報じた。

 ゼレンスキー氏は31日の演説で、停電の原因は調査中だが「外部からの干渉やサイバー攻撃は確認できない」と述べた。寒波によって電線に氷が付着したことが原因である可能性が高いという。キーウや中部ビンニツィア州、北部チェルニヒウ州などが特に深刻な被害を受け、キーウでは夜の時点で、約3500棟で暖房が使えない状態だという。

 ウクライナでは秋以降、エネルギー施設を狙ったロシアからの攻撃で電力網が深刻な被害を受けていた。トランプ米大統領は29日、寒波を理由に、プーチン露大統領に1週間の攻撃停止を要請したと表明。29日夜以降、ロシアによる電力施設へのミサイルや無人機(ドローン)攻撃はほぼ確認されていない。【ベルリン五十嵐朋子】

毎日新聞

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