「包丁持って診察室に」 殺人未遂容疑で22歳逮捕、院長が軽傷

2025/01/20 21:52 

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 20日午後5時55分ごろ、大阪府泉大津市にあるクリニックの関係者から「男が包丁を持って診察室に入ってきた。包丁を振り回してそのまま逃げた」と110番があった。診察室にいた男性院長(62)が腹部を1カ所刺されて病院に搬送されたが、命に別条はなく軽傷という。

 刺したとみられる男性はその場から逃走したが、泉大津市内の自宅にいるのを大阪府警の捜査員が発見。府警はこのクリニックの患者で自称・調理作業員の男性(22)を殺人未遂容疑で緊急逮捕した。

 逮捕容疑は20日午後5時55分ごろ、クリニックの診察室で院長の腹部を包丁で刺して殺害しようとしたとしている。「殺す目的で刺した」と容疑を認めているという。

 泉大津署によると、容疑者は診察を済ませてクリニックをいったん出た後、再び戻ってきて院長を刺したという。府警は当時の状況について詳しく調べている。【林みづき、斉藤朋恵】

毎日新聞

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