皇室の話題取り上げた雑誌、一堂に 大宅壮一文庫で「明るい皇室展」
雑誌を専門に収蔵する私設図書館「大宅壮一文庫」(東京都世田谷区八幡山3)で企画展「明るい皇室展」が開かれている。約80万冊の収蔵資料の中から、皇室の話題を取り上げた女性向け雑誌を中心に約400冊を一挙に公開。歴史資料としても貴重な昔の雑誌を手に取って読むことができる。22日まで。
同文庫は、評論家の大宅壮一(1900~70年)の蔵書を基に71年に開館した。明治時代から約150年におよぶ期間の雑誌の収集を続けている。世相や生活を反映した風俗資料の宝庫である雑誌を保管し、そのほとんどを発行された当時の状態で閲覧できる。
今回の「明るい皇室展」では、昨年10月に卒寿(90歳)を迎えられた上皇后美智子さまを取り上げた雑誌を中心に紹介している。民間から初の皇太子妃となったばかりの60年代の雑誌が主に並ぶ。同文庫事務局次長の黒澤岳さんが「こんなにも当時の雑誌が皇室の話題で彩られていたのかということに改めて驚きました」と話すほど、美智子さまや生まれたばかりの天皇陛下(当時は浩宮さま)の話題が週刊誌に載っている。
主な出展誌は、女性自身、週刊女性、女性セブン、週刊平凡、週刊明星、週刊文春、毎日グラフ、アサヒグラフなど。
入館料500円(65歳以上は半額)。通常の利用では入館料で閲覧できる資料は10冊で、それを超えると追加料金がかかるが、「明るい皇室展」で展示されている雑誌は何冊でも入館料のみで閲覧できる。
入館は午前11時~午後6時。日曜、祝日は休館。問い合わせは同文庫(03・3303・2000)へ。【山田奈緒】
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