鳥取駅で自動改札機導入へ JR西管内の県庁所在地中心駅では最後

2025/03/13 12:52 

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 JR鳥取駅(鳥取市)で15日、「ICOCA(イコカ)」や「Suica(スイカ)」など交通系ICカードに対応した自動改札機が導入される。JR西日本によると、JR西管内の府県庁所在地の中心駅では、鳥取駅が最後の導入になるという。

 鳥取駅では、改札に駅員が立って利用客から切符を受け取る昔ながらの光景が残っていた。15日以降は自動改札が4レーン整備され、駅員による改札は廃止される。倉吉駅(鳥取県倉吉市)など県内の山陰線の9駅でも同日から自動改札が導入される。

 鳥取駅は1907(明治40)年開業し、現在は1日平均約9000人が乗降する。JR西中国統括本部の担当者は「利用客の利便性向上や朝夕の滞留解消が期待できる」としている。【渕脇直樹】

毎日新聞

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