東北自動車道で自転車を飲酒運転容疑 インド国籍の男性逮捕 栃木

2025/07/10 14:33 

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 東北自動車道で自転車を飲酒運転したとして、栃木県警高速隊は10日、インド国籍で住所不定、無職の男性(25)を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕した。酒を飲んで運転したことは認めており「看板を見て高速と気づかずに走ってしまった。佐野に行きたかった」と話しているという。

 逮捕容疑は9日午前10時5分ごろ、栃木県佐野市西浦町の東北道下り線を酒気を帯びた状態で自転車で走行したとしている。

 同隊によると、男性は佐野藤岡インターチェンジ(IC)から下り線に自転車で進入し800メートルほど路肩を北上した。「高速道路の路肩を自転車が通行している」と複数の通報があり、駆けつけた警察官が呼気検査をすると基準値を超えるアルコールが検出された。

 自転車の酒気帯び運転は、2024年11月の道交法改正で罰則が新設され「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」が科されるようになった。【渡辺佳奈子】

毎日新聞

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