大船渡山林火災、仮設住宅に談話室が完成 住民間の交流促進へ
岩手県大船渡市で2月に発生した大規模山林火災の被災者が入居する三陸町綾里(りょうり)地区の仮設住宅に9日、談話室が完成した。市は住民間の交流を促進しようと住宅を建設した岩手県に開設を求めたが、国の設置基準を満たさなかったことから整備のめどが立たず、民間の災害支援団体の協力を得て開設にこぎ着けた。
談話室は平屋のプレハブで、広さ約66平方メートル。一般社団法人「CON」(福岡市)が建設し、認定NPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」(広島県)が机や椅子などの備品を提供した。大船渡市の費用負担はないという。赤崎町の仮設住宅にも綾里より小型のものを整備した。談話室の管理は仮設住宅に入居する住民が担う。
仮設住宅には5月から自宅が全焼した人らが入居しており、綾里地区が19世帯、赤崎町が7世帯。開設式に綾里の代表として出席した野村誠一さん(84)は「仮設には地区内の4地域の人が入居したが、住民組織はまだ発足していない。談話室の開設をきっかけに前に進めたらいい」と話した。【奥田伸一】
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