気になる米の生育状況、新潟は「前年並み」 猛暑や渇水で品質懸念も
JA全農にいがた(新潟市)は9日、新潟市内で米穀卸売業者との「新潟米懇談会」を開き、2025年産米の生育状況などを説明した。
JAや県の担当者は、主食用米の作柄概況(8月15日時点)が「前年並み」だったと説明。25年産米の品質状況については、7月の猛暑や渇水の影響により、早生品種を中心に品質や収量への影響が懸念されると指摘した。一方、主力のコシヒカリは8月の降雨により品質改善が期待されると報告。25年産米の全農集荷分の1等米比率は70%だったことも明らかにした。
懇談会では、ラグビー日本代表として3度ワールドカップに出場した稲垣啓太選手=新潟市出身=と妻の貴子さんを「25年産新潟米アンバサダー」に任命した。
JA全農にいがた運営委員会の伊藤能徳会長は「令和の米騒動と言われ、価格が高騰しているので消費が減少しないか、心配している。猛暑や渇水の中、努力した生産者の思いを感じてもらい、新潟米を食べてほしい」と呼びかけた。【神崎修一】
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