花巻東高に菊池・佐々木2選手の記念碑設置 大谷選手の両脇に 岩手

2025/09/11 15:53 

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 米大リーグ(MLB)で活躍している大谷翔平選手らを輩出した花巻東高(岩手県花巻市)で、卒業生であるエンゼルス・菊池雄星選手とスタンフォード大野球部・佐々木麟太郎選手の活躍を記念するモニュメントが完成し、11日、寄贈式が開かれた。

 式には、モニュメントを寄贈した精密部品メーカー「ベスト」(岩手県北上市)の藤原澄夫社長らが参加した。藤原社長は「両選手の活躍を応援している。多くの人に足を運んでほしい」とあいさつ。花巻東の小田島順造校長は「素晴らしいモニュメント。二人は本校の誇りであり、在校生の励みにもなる」と謝辞を述べた。佐々木選手は「大変光栄なこと。気を引き締めて、野球に取り組みたい。岩手が好きなので、さまざまなことを地元に還元できる選手になりたい」と抱負を語った。

 同校グラウンド近くに建てられたモニュメントは高さ1メートル90センチ、幅1メートルのステンレス製。菊池選手は投球する様子と同校に隣接するトレーニング施設「キング・オブ・ザ・ヒル」のマークが、佐々木選手は甲子園での打席と高校通算140本の本塁打を放ったことが、それぞれレーザー加工で描かれている。

 大谷選手のモニュメントはリーグ最優秀選手(MVP)を記念したものが既にあり、今回の二つのモニュメントはその両脇に配置された。【佐藤岳幸】

毎日新聞

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