「100体目のサンタ」は何色? 万博に登場、絵本作家が色塗り実演

2025/09/13 18:08 

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 大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)にある大阪・関西万博会場で13日、絵本作家の谷口智則さん(47)がサンタクロースのオブジェに色を塗るライブペインティングがあった。

 大阪府四條畷市出身の谷口さんの代表作「100にんのサンタクロース」(文渓堂)にちなんだプロジェクトの一環。市の観光大使も務める谷口さんは2015年以降、さまざまな装いのサンタのオブジェを市内に設置してきた。今年8月までに99体が完成し、この日、記念の100体目がお披露目された。

 谷口さんは集まった子どもたちに絵本の読み聞かせをした後、約1時間かけて高さ約2メートルのオブジェに、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」にちなんだ赤、青、白色のアクリル絵の具で花のたすきをかけた「みらいサンタ」を仕上げた。完成後、「僕たち大人が、未来の子どもたちに平和や希望をつないでいくという思いで作った」と語った。

 みらいサンタは15日まで万博会場内で展示され、その後は四條畷市内に移設される。【面川美栄】

毎日新聞

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