「見えない」世界で気づき広げて 大阪でお酒片手に交流イベント
「見えない」世界の体験提供を通して、インクルーシブ(包摂的)な社会への気付きを広げる活動に取り組むビジョン・コンソーシアム(事務局・毎日新聞社)は25日夜、視覚障害者と目の見える人たちがお酒を飲み交わしながら交流するイベントを大阪市内で開催した。視覚障害者6人を含む約30人が参加し、会話やゲームを楽しんだ。
インクルーシブな服や雑貨の開発に取り組む通販大手「フェリシモ」(神戸市)と、会場となったカフェが入るJR大阪駅近くの施設「Blooming Camp(ブルーミングキャンプ)」との共催。「スナックAllright(オールライト)」とのイベント名で開催した。ビジョン・コンソーシアム会員企業の参天製薬(大阪市)も参加した。
視覚障害のある参加者を囲むようにテーブルに分かれて座り、同じ場所に決まった物を置くなど視覚障害者にとっての日常生活の工夫や、街中での視覚障害者へのサポートについて語り合った。
ビールやワインを片手に互いの仕事や趣味を話し、笑い声が起きる場面も。目の見える人もアイマスクをして、パソコンが高速で読み上げる文章の内容を当てたり、いろいろな味のついたお菓子の味を当てたりするゲームに全員で挑戦し、盛り上がった。
知人からイベントを紹介され参加した大阪市在住で全盲の浜崎雄三さん(35)は「普段は仕事仲間や友人以外で見えている人と話す機会があまりなく、とても新鮮で楽しかった」と笑顔で語り、目の見える参加者らも「視覚障害者のことについて知るいい機会になった」と喜んでいた。【桐野耕一】
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