県面積、石川が福井を抜き逆転 能登地震で4平方キロ増 国土地理院

2025/09/26 16:42 

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 国土地理院は26日、全国の都道府県と市区町村の面積(7月1日時点)を公表した。2024年1月の能登半島地震で隆起した影響で、石川県の面積が4・74平方キロ増えて4190・94平方キロになり、福井県(4190・59平方キロ)をわずかに上回った。この結果、石川県の面積は全国の都道府県で34位、福井県が35位になった。

 主に増加したのは能登半島北部の3市町で、輪島市(2・78平方キロ)、珠洲市(1・72平方キロ)、志賀町(0・24平方キロ)だった。

 日本全体の国土面積は37万7980・29平方キロで、4月1日時点より4・92平方キロ増えた。

 地理院は年4回の基準日ごとに面積を公表しているが、今回は能登半島周辺の電子国土基本図が更新された後、初めての公表となる。

 面積の詳細は国土地理院のホームページで確認できる。【酒造唯】

毎日新聞

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