七五三前に巫女らが千歳飴の袋入れ 成長願う 静岡・三嶋大社

2025/10/02 17:48 

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 七五三を前に静岡県三島市大宮町の三嶋大社で2日、千歳飴(ちとせあめ)の袋入れが行われた。社務所大広間に神社の神職や巫女(みこ)、敬神婦人会の約40人が集まり、鶴や亀が描かれた袋に飴を詰めた。

 袋詰めしたのは、紅白の飴を1本ずつ入れた七五三の祈とう用約3200袋と、授与所で扱う紅白の飴と源頼朝の顔を描いた「頼朝飴」3粒を入れた約2300袋の計約5500袋。祈とうの初穂料は1人5000円から、授与所用の初穂料は500円。

 七五三の参拝のピークは10月下旬から11月15日にかけての土日祝日。少子化の影響で参拝者は減少傾向にあるという。

 巫女の安斎優(ゆう)さん(22)は「七五三参りを迎えるお子様の成長や家族の健康を願いながら奉仕させていただいた」と話した。

【石川宏】

毎日新聞

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