天皇陛下、電磁波工学研究の国際会議出席 自身の研究との関連に言及

2025/11/06 17:50 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 天皇陛下は6日、千葉市の幕張メッセで国際会議「フォトニクス・電磁波工学研究に関するシンポジウム」の開会式に出席された。陛下は英語であいさつし、レーダーによる降水量の遠隔監視など自身が研究する水問題との関わりに言及。「電磁波も水のように自由に流れ、遠く離れた人々をつないでいます。(シンポジウムが)将来を担う若手研究者の発掘・育成につながることを期待します」と述べた。

 日本でシンポジウムが開かれるのは7年ぶり4回目。世界50の国と地域から約1500人の研究者が参加する予定で、期間中は技術を応用した家電や地震予測、気象観測などに関する講演がある。【柿崎誠】

毎日新聞

社会

社会一覧>