ハローワーク職員が就職件数水増し 偽名使って登録し自ら紹介
東京都墨田区の公共職業安定所(ハローワーク)の職員が、偽名を使って求人に応募を繰り返していたことが、厚生労働省への取材で判明した。自らが担当した求職者の「就職件数」を水増しするためとみられ、厚労省は職員の処分を検討している。
厚労省によると、職員はハローワーク墨田で職業紹介担当として勤務。今年9月までに偽名を使って求職者として登録し、自らが紹介する形で9社の求人に応募していた。このうち4社では、書類選考のみで採用が決まった。職員はその後、辞退したとみられる。
9社のうち1社で、職員が事業所に面接に出向いた際に実名を記し、事業所側が求職書類の名前と違うことに気付いたことで発覚した。厚労省はこの9社に謝罪した。
厚労省が毎月公表する一般職業紹介状況では、求職者の就職を確認した件数として「就職件数」を公表している。求人事業所からの申告に基づくが、求職者が辞退した場合、ハローワークが把握しなければ就職件数にそのまま計上される。偽名で採用が決まった4件について、職員は就職件数として架空計上していた。厚労省は関連の統計への影響がないかを調査している。
厚労省によると、全国のハローワークでは、サービス向上のために就職件数などの目標値を設定。達成状況を公表し、業務改善につなげている。職員それぞれも目標を設定し、進捗(しんちょく)状況が管理される。この職員は職場の目標よりも高い目標値を設定していたという。【塩田彩】
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