就寝中に「突然激しい揺れ」 津波避難ビルに110人避難 青森・八戸

2025/12/09 01:35 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 青森県で8日深夜、震度6強を観測する地震が発生したことを受け、津波避難ビル「八戸市津波防災センター」には高齢者を含む近隣住民ら約110人(9日午前0時半時点)が避難している。

 20代の市職員の男性は、毎日新聞の電話取材に「約1キロ離れた自宅で寝ていたら突然激しい揺れに襲われ、たたき起こされた。ただ事ではないと思い、(同センターに)徒歩で駆け付けた」と緊張した様子で語った。他の職員と避難者のケアに当たっていて、けが人などはいないという。この男性職員は「水や食料、毛布などが常備してあり、数日間は過ごせる」と話した。

 一方、市内のコンビニエンスストアの男性店員は「ワインなどの瓶が棚から落ちて割れ、散乱している」と語った。【田中龍士】

毎日新聞

社会

社会一覧>